ジランドールの巣蜜
ジランドールでは、毎朝大きな巣蜜がお客様の注目を集めています。こちらの巣蜜の最大の特徴は、一切の農薬が検出されなく、抗生物質の使用しないまさに自然の恵みから出来ているものということです。こういったこだわりの製法は、国内でも数少なく、養蜂家 菅野さんから特別に現物を取り寄せております。
菅野さんは、3代続く養蜂家です。拠点は、北海道オホーツク、秋になると温暖な静岡に移動をしてはちみつを採取します。
現在、ジランドールでご紹介している巣蜜は、その静岡で作られた百花蜜というものです。糖度が80度以上ある、とても甘くて濃厚なはちみつなのだそうです。
春5月なると菅野さんご夫妻は、静岡から北海道へ移動をします。8トントラックとフェリーを使い、約400個の巣箱、数十万匹のミツバチと1日半かけて大変な大移動です。初めに、たんぽぽからはじまり、クローバーやアカシアそして8月にはと次々花が変わりそれぞれのはちみつを採取します。
菅野さんは、「ミツバチはとても敏感な生き物ですから、最近の自然環境の変化を真っ先に感じます。蜜源の花が咲かなかったり、気が弱って蜜の量が少なかったりで。自然破壊だけではなく、近年の温暖化や酸性雨の影響もミツバチを通して分かります。しかし、このオホーツクエリアは、農薬の及ばない場所と特定して、これだけ自然豊かな蜜源は、大変貴重な場所であります。是非とも、この大きな自然の恵みを感じてほしいです」とおっしゃっています。
ジランドールでのお食事の際に、ぜひこの巣蜜ご覧いただければ幸いです。