ファーム トゥ テーブル | シェフズブログ | パーク ハイアット 東京

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Tsuyoshi Sato

ファーム トゥ テーブル

ファーム トゥ テーブル1
ファーム トゥ テーブル2
ファーム トゥ テーブル4

ジランドールで2015年6月30日までの平日にお贈りしているランチメニュー「ファーム トゥ テーブル」。色とりどりの旬野菜をブッフェでお楽しみいただけ、既に何度もお召し上がりになっているゲストもいらっしゃいます。カウンターに並ぶ野菜の多くは、さいたまヨーロッパ野菜研究会から届けられています。代々続く農家の若い担い手たち8グループがチームとなり、新たな試みとしてイタリア野菜を中心にこだわりの農法で育んでおり、近年注目も高まっています。私も総料理長や副総料理長とともに春から数回、足を運び、野菜への情熱や農業へのひたむきな姿勢に共感し、今回のメニューへの導入に至りました。

さいたまヨーロッパ野菜研究会からの約10種ほどに加え、他の契約農家からの野菜も含めて、素材の本来の旨みを引き出しながら、フレッシュのままと火を通した味わいのコンビネーションで提供しています。ミニフェンネルはそのままでも美味しいですが、焼き上げてビーツとともにマリネにした一皿もおすすめです。また茄子やズッキーニはガラムマサラやクミンなどでスパイシーに仕上げてあり、オレガノ・ローズマリー・オリーブ・ドライトマトを練り込んだフォカッチャも好評。若いファーマーたちの熱意に思いを馳せながら、この季節ならではの「ファーム トゥ テーブル」の美味しさをどうぞお楽しみください!