勝山酒造 | シェフズブログ | パーク ハイアット 東京

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勝山酒造

Hyatt-921

こんにちは。日本料理 梢で利き酒師をしている田辺と申します。
3月の終わりに開催されるマスターズ オブ フード&ワインの第1弾が日本酒という事で、日本酒のお話しとイベントの紹介をさせていただきます。

今回のマスターオブフード&ワインで使用する日本酒ですが宮城県は仙台を代表する醸造元“勝山酒造”の日本酒です。

こちらの蔵元は約320年の歴史があり、江戸時代から酒造りをしている蔵元でございます。
明治時代には蔵元にある「勝山館(しょうざんかん)」という建物が迎賓館の役割をして園遊会や仙台出身者の書画会など仙台の各界の名士の社交の場となっておりました。
また皇族の方々が仙台に来る時の指定宿泊先でもあり、仙台の「美酒・美食」を提供する大役をこなしてきた蔵元でございます。

近年では仙台から、仕込み水の水源のある泉ヶ岳の麓へ蔵を移動し生産量も全盛期の2割程度まで減らして贅沢にこだわった酒のみを醸しております。
全ての工程で徹底した温度管理のもと精密な造りをしており、日本にも数台しか無い「遠心分離器」を導入して最高級の日本酒を造っております。

4/8(土)に行われます「マスタークラスディナー」では厳選した“暁”、“伝”、“献”、“元”、“䴇”の5種類をご堪能いただけます。
最高級の兵庫県産 山田錦というお米を丁寧に醸した勝山酒造の代表作といわれる“暁”を筆頭に、優美な香りとやさしい米の旨味のバランスの取れた“伝”。
食中酒として料理を美味しく食べ続けられるように造られた“献”。こちらの3種類は純粋に日本酒の美しさを感じる事が出来ます。

残りの2種類はこれからの日本酒の未来を担う新しい発想の酒です。
300年以上も前の酒造りをベースに現代の技術で造り上げられた、芳醇で上品な甘味を持つ“元”。
宮城県産のひとめぼれというお米を使用した“䴇”は美しい日本酒の中に米のしっかりとした果実味を感じる事が出来ます。

普段、日本酒を飲まない方も飲む方もこの機会にさらに日本酒にふれていただき
洋食と合わせる事や、カクテルにする事で日本が世界に誇れる酒の新たな可能性と魅力を感じていただければ幸いでございます。

誇れる酒の新たな可能性と魅力を感じていただければ幸いでございます。皆さまのご来店をお待ち申し上げております。

田辺仁志